人を呪わば穴二つ

ここでの「穴」は墓穴のこと。他人を呪って殺そうと墓穴を掘る者は、その報いで自分の墓穴も掘らなければならなくなる。人に害を与えれば、結局自分も同じように害を受けるものだということ。

人を呪うにはそれなりの覚悟が必要だという事。転じて、安易に他人を恨むことを戒める。

平安期、加持祈祷を生業とした陰陽師は、人を呪殺しようとするとき、呪い返しに遭うことを覚悟し、墓穴を自分の分も含め二つ用意させたことに由来。

http://www.geocities.jp/tomomi965/kotowaza10/10-50-6.html

http://ja.wiktionary.org/wiki/%E4%BA%BA%E3%82%92%E5%91%AA%E3%82%8F%E3%81%B0%E7%A9%B4%E4%BA%8C%E3%81%A4