アオバアリガタハネカクシ

アオバアリガタハネカクシ

2007年9月24日、湖北省孝感市で毒虫に刺される被害が相次いだ。形はアリに似ているが羽がついていて飛び、体液にふれると皮膚が腫れたり、化膿するなどの症状が出る。この一週間で300人以上が皮膚科を受診したことが明らかになった。

虫はアオバアリガタハネカクシとみられ、体長6mmから2.6cm。体液はコブラよりも強い毒性があると言われ、体に止まった虫を叩いただけでも体液が出て、皮膚の腫れを引き起こす。

この虫は主に夜活動し光に集まってくるため、網戸を閉めること、また体に止まっても指で軽くはじくか吹き飛ばして、虫に触れないようにすること、万一体液がついた場合はせっけんなどでよく洗い流し、腫れたらすぐ医療機関を受診すること、など注意が呼びかけられている。

(Record Chine 2007.9.25)