チック症候群
突然、同じ動きを繰り返したり（運動チック）、突然、音を鳴らす行為や発声を繰り返す（音声チック）ことを主な症状とする。
小児期に発症し，慢性に経過する。
運動チック
- まばたき
- 顔しかめ
- 首振り
- 肩すくめ
- 腕振り
- 体のねじり
- ジャンプ
- 人や物に触る
・・・など多彩な動きがある。
音声チック
- 咳払い
- 鼻すすり
- 叫び声
- 卑猥な言葉や不謹慎な言葉，自分や他人が言った言葉を繰り返す
寛解と増悪を繰り返すのが特徴で､患者の多くは10代後半から症状が改善し､患者の多くは大人になるとチックの寛解を経験する。
重症な場合、トゥレット(Tourette)症候群（重症チックと呼ばれる）という。
