新疆ウイグル

読みは「“しんきょう”ウイグル」。

中華人民共和国の西端にある自治区ウイグル族の民族自治区であり、その領域は、一般に東アジアの一部として定義されるが、場合によっては中央アジアトルキスタン地域東部(東トルキスタン)と見做される事もある。ウイグル族のほか、漢族、カザフ族、キルギス族など様々な民族が居住する多民族地域であり、自治州、自治県など、様々なレベルの民族自治区画が置かれている。
省都は烏魯木斉(ウルムチ)。
新疆自治区は中国の行政区分で最も国境を接している国が多く、その数はインド、パキスタンアフガニスタンタジキスタンキルギスカザフスタンロシア連邦、モンゴルの8カ国に及ぶ。
辛亥革命の後、清朝の版図を引き継いだ中華民国に属しながらも、漢民族の省主席によって半独立的な領域支配が行われた。1949年に最終的に中華人民共和国に統合され、1955年に新疆ウイグル自治区が設置された。
これに対し、東トルキスタン共和国の復活を目指す独立運動自治区内外で続いている。特に1980年代以降、ウイグル人による中国からの独立、イスラム国家の樹立を目指した東トルキスタン独立運動が活発化し、中国の抱える民族問題のホットスポットの一つとなっていた。しかし、911同時多発テロ事件以降は中国当局の治安体制強化もあって目立った騒擾事件は発生していない。ただし、海外では2004年に東トルキスタン共和国亡命政府が樹立されるなど、今なお動きは活発である。ウイグル人は、中国共産党による非常な経済的搾取や政治的圧迫に苦しめられているとする報告が散見される。2005年、亡命ウイグル人イスラム教徒の国際組織である、世界ウイグル会議は「もはや、ウイグルは時限爆弾と化した」とする声明を発表しており、同年の9月末には、強硬派独立グループが、北京政府に対して「ウイグルは、あらゆる武力的な手段をもって北京政府からの独立を勝ち取る」とする”宣戦布告”(産経新聞の表現)を行っている。又、ロシア連邦国内のチェチェン独立運動と同様に、ウイグル独立運動は国際的テロリズムとの連携を深めていると指摘されている。

Wikipediaの文章を一部改編
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E7%96%86%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%82%B0%E3%83%AB%E8%87%AA%E6%B2%BB%E5%8C%BA


と同義(?)。

cf.

  • きょうき【強記・彊記】
  • きょうど【強弩・彊弩】